疑似会社
女子大生
資金調達方法
■資金調達概要
企画が大体決まってきたころに問題になったのが、資金の調達をどうするか…です。
幸い、商品は後払いでいいということになりましたが、商品以外にも店舗のリース料や装飾などに資金が必要でした。
必要な初期費用は16万9000円。「ゼミ生が20人だから、全員で割り勘して1人8000円くらいか~」と安易に考えていたけど、
「本当の会社だったら割り勘とかあり得るの?」という疑問から、もっとビジネスライクな資金調達を考え始めました。
そこで思い出したのが、”株式”の存在。
最初はゼミ生で株主を募ろうかと考えたのですが、
それよりも周りの大人に疑似株主になってもらったほうがメリットがたくさんある!と考え、外部に疑似株主を募集しました。
外部の大人に株主を募集した理由
・疑似株主になってくれた人は、絶対お店に来てくれるはず
・疑似株主になってくれた人は、その話を絶対友達にするはず
・疑似株主になってくれた人は、このプロジェクトの相談にも乗ってくれるはず
・とにかく多くの人を巻き込んで、目的をもってお店に来てくれる人を増やしたい!
■募集方法
私たちが疑似株主を募集する際に取った手段は2つです。
まず一つ目は、ネットワークが広い大人にこのプロジェクトのことと疑似株主を募集していることをFacebookで書いてもらうことです。
このように投稿していただきました。
2つ目は大人の人が集まるところに出向いて、プレゼンをすることです。
■疑似株式発行
今ではもう見ることがない紙でできた株式を、株主になった実感を持ってもらうためにあえて発行しました。
また、出資をしてもらうのにあたり、投機契約書も作成しました。
が、全然きちんとできていなく、出資者第1号の方にその場で修正していただきました。
このようにとても土壇場でしたが、25人の疑似株主が集まり、初期費用が賄えることになりました。

